春琴抄/谷崎潤一郎

娘が高校生の時に、試験に日本文学が出るということで、作品と作家の出題傾向を聞きに来ました。
私は言いました。
「いい?谷崎潤一郎はドM。マゾヒズムといえば谷崎。テストに出るから覚えておきなさい!」
・・・・谷崎潤一郎ドM説はテストに出ませんでした。
まぁ公立高校のテストの回答に「ドM」とか「マゾヒズム」とか書かせる教師がいたら問題なのですが。
そんな訳で今日ご紹介するのは春琴抄です。
盲目の三味線師匠春琴のわがままに振り回され、日々罵倒されながらも付き従い、春琴が顔に傷を負った途端に〇〇〇してしまう佐助の心理はさっぱり分かりませんが、被虐趣味を突き通すと愛と献身に昇華されてしまうのだなと感じます。
テーマがなんであれ文体が美しいから受け入れられるのかもしれませんね。

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