悪魔の飽食/森村誠一

先日のニュースで、イスラム国による日本人処刑映像を、とある学校で見せた、というのがありました。
それを聞いてこの本の事を思い出したので書きます。
この「悪魔の飽食」は、日本陸軍731部隊による数々の人体実験を記録した本です。確か私が高校生の頃、放課後の図書室に入り浸っていた私に図書室管理の先生が勧めてくださった本です。
人の死というものに甘美な幻想を抱く厨二病真っ最中だった当時の私にとって、この本は大きな衝撃を与えました。3部作全部読んだと思います。
人間というものは思想とか環境が揃ってしまうとこれほど残酷なことを平気でしてしまうのだな・・・と感じました。
当時この本を私に勧めた先生や、イスラム国の処刑映像を生徒に見せた先生の思惑は分かりませんが、私のように厨二病の荒療治になる事もあると思います。
私はこのシリーズを読んでから、人が死ぬ話から遠ざかるようになったし、ファッションとしてのスカル(ドクロ)柄も苦手になりました。昨今の外国での紛争やテロのニュースは、どこか俯瞰して見るようになりました。
良くも悪くも大きな影響を受けた本です。

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