それでも間違ってなかった

いま「死にたい」と思い詰めている人へ、かつて「死にたい」と考え、でもやっぱり「死ななくて良かった」と思っている人からのメッセージ
『死にたいと思った時に読んでほしい本』

現在もまだ原稿募集中です。原稿の投稿方法を知りたい方は、個別にメールでお問合せください。
50編集まったら、電子書籍化し、Amazonキンドルストアで販売します。
弊社ではこれまでも「ありがとう」や「言葉」に関するエッセイ本を出版してきました。
通常は本が出版されてから本の中身をこのサイトで公開してきましたが、今回の『死にたいと思った時に読んでほしい本』は、より多くの方に読んでいただきたいと考え、出版前の本文公開とします。
弊社に人を救う力はありませんが、『死にたいと思った時に読んでほしい本』のエッセイの数々が、あなたの心を軽くしてくれる事を願っています。

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それでも間違ってなかった

PN:武井涼

誤解されたままだった。
中途採用社員として入社後、半年ほど経った頃だろうか。
社長に呼ばれた私は、今までにない絶望感を味わう。
「試用期間を3か月延長させてほしい。」
隣では直属の上司がうつむいていた。
新卒しか採用しない会社で、たまたま採用してもらえた。面接は社長だった。
できること・できないことを話し、お互いの相違がないよう話を詰め面接は終わった。翌日に採用の連絡をもらった。
1週間ほど経った頃、待遇面が記載されたメールが届いた。
面接で話した内容と、年収が100万円も低い。それではこまる。
メールの差出人である部長に連絡をする。
「納得いかないのであれば採用を辞退して頂いて構いませんが。」
当時の職場と退職日まで話し合った直後である。提示された条件を飲んで入社した。
この時点で彼は私のことが気に入らなかったのだろう。後々に嫌というほど痛感する。
入社日。例の部長がやってくる。
「あなたは何ができるんですか?」
できることとできないことを話す。もちろん、面接で社長に言ったことと相違なく。
「へえ。何もできないんですね!」
刺さった。悲しかった。前職ではこれでも部署をひっぱってがんばっていたし、何よりもその何もできない女を採用したのは社長ではないか。
ぐっとこらえて笑う。心は泣いていた。
事あるごとに彼は私を退職へと誘導した。
「ミスが多い」
「能力がない」
「声が小さい」
「コミュニケーションがとれない」
「一般常識がない」
「会社に必要ない」
枚挙にいとまがない。明確な根拠も対策もないことがさらに私の頭を悩ませた。
友人や前職の上司に話すと、
「まさか、涼に限ってそんなことないと思うけど。」
「もう、武井が何やっても気に入らないんじゃない?」
私が極端に能力が低いわけではないとわかり、安堵した。
幾度となく言葉の暴力はぶつけられた。
個室でミーティングと称した罵倒の時間を設けられるたび、眠れない日が増え体調もどんどん悪化していった。
限界に近づいた頃、社長の言葉だった。
その夜から寝込み、会社は2週間休んだ。
何が悪いのかわからなかった。
社長や直属のに改善点を聞いても、僕からはない。部長が延長だと言っているの一点張り。
もう八方ふさがりだった。何のために今まで我慢してきたのか。
死のうと思った。
生きていても意味がないし、続けるにせよ退職するにせよ体力がいる。
もう部長の顔も見たくなかった。
首を吊ろうと思った。
ごめんなさいとありがとうを繰り返し、吐かないように睡眠薬を少しだけ、口に含んだ。
そこで携帯が鳴った。古くからの友人だった。
「最近連絡がなかったからどうしたかと思って。」
ボロボロ泣いた。
その会社は辞め、現在は別の会社で楽しくやっている。
自己否定しかできなかった当時の自分を、救ってくれたのは間違いなく友人だった。
こんなこともあったな、思い出して笑える日が来ればいいと今は思う。

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