医師との約束

いま「死にたい」と思い詰めている人へ、かつて「死にたい」と考え、でもやっぱり「死ななくて良かった」と思っている人からのメッセージ
『死にたいと思った時に読んでほしい本』

現在もまだ原稿募集中です。原稿の投稿方法を知りたい方は、個別にメールでお問合せください。
50編集まったら、電子書籍化し、Amazonキンドルストアで販売します。
弊社ではこれまでも「ありがとう」や「言葉」に関するエッセイ本を出版してきました。
通常は本が出版されてから本の中身をこのサイトで公開してきましたが、今回の『死にたいと思った時に読んでほしい本』は、より多くの方に読んでいただきたいと考え、出版前の本文公開とします。
弊社に人を救う力はありませんが、『死にたいと思った時に読んでほしい本』のエッセイの数々が、あなたの心を軽くしてくれる事を願っています。

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医師との約束

PN:まひろ

子供の頃から人見知りで、思ったことを口に出来ない性格でいじめられていました。
そんな毎日でも、図画工作や美術に関しては絶対負けたくないというものがあり、将来の仕事も美術やデザイン関係の仕事に進みたいと思っていました。
小学生でいじめの毎日。死にたいと思いながらもいじめを乗り越えたことで、何かしらの自信もつき始めていました。
学校を卒業し、苦手な先輩がいても、いじめにも合わずに張り合うくらいの気持ちで社会生活を送っていました。
修飾して1年経ち、夢だったデザイン会社に就職することができました。
デザインや美術系の学校は出ていなくても、実務経験を積んでいくことで何か道が開けてくるのでは、と思いながら働いていました。
働き始めて数年経った頃、ストレスから摂食障害になり、こんな毎日が続くならいなくなりたい!そう思うようになりました。
「死にたい」というよりは「無になりたい」という気持ちでした。
次第にリストカットが始まり、思いっきり血を流さなくても、自分の血を見ることで、「あぁ、生きているんだ」と実感するようになりました。
残業なんて当たり前。当時は制作業界はどこもそうだと思っていました。
会社を一度辞め、フリーランスとして働き始めましたが、通院やカウンセリングの費用もあり、安定しないフリーランスからどこかの会社で働いた方がいいのでは、と思いつつも、組織の属することに不安を感じていました。
外注で仕事を受けながら自宅で作業をしていましたが、ある時、「一緒に働いてみませんか」と取引先の社長さんに声をかけていただきました。
広告の他にも商品開発をしている会社だったので、自分のやりたいこともそこで表現できるのでは、と思いその会社で働くことにしました。
しかし思っていた以上に厳しく、夜型の社長と一緒に仕事をするうちに、時間・曜日の感覚がなくなっていくのがわかりました。
先輩よりも早く帰るわけにはいかない。でも先輩よりも仕事が出来るわけもなく、劣等感に苛まれる日々でした。
ミスも多くなり、打ち合わせの内容も、ノートに書いたのにノートを閉じた瞬間全てが真っ白になってしまい、優先順位が着かない状態で仕事をしていました。
社長や先輩に注意されても、一向に良くなることはなく、どうしたらいいのか自分でも全くわからなくなってしまいました。
もともと内部疾患があったのですが、検査する度に数値が高く、「身体がもう悲鳴あげているんだから、今の仕事辞めて」と言われました。
自分の好きなデザインを仕事としているはずなのに、ちっとも楽しくない。プレゼンが通って商品化になったとしても、喜びはなく、会社のみんなが喜んでいる状況を見て、表情だけはなんとか笑っていました。
でも主治医は「目が笑っていないから。僕の前では無理しないでいいよ」と言ってくれました。
主治医の先生も「なんでこんなに仕事を辞めるように言っているのに、辞めてくれないのか」と不思議に思っていた時、ふと「あ、そうか、そういうことだったのか!」と言って、心療内科を勧められました。
幸い同じ内科だったので、その場で予約をしました。
毎日日付が変わってから帰宅する状況の中、決定的な言葉を言われました。
「私、あなたに殺されるわ」とういう社長の一言でした。
私のミスのせいで仕事に遅れが出て、夜中までかかってしまい過労死する、という意味での言葉でした。
自分のせいで誰かが死ぬのなら自分が死んだ方がいいんだ。そう思うようになり、毎日どうやってどこで死ぬかのシミュレーションが始まりました。
会社にはロープもあり、階段もあり、十分なスペースがある。ドアノブにロープをくくりつけて…みんなが帰った後に…頭の中では常に死ぬことを考えていました。
心療内科での診断は「うつ病」。今すぐ休むようにと言われましたが、頭の中がスッキリしない状態のまま辞めても先が不安だったので、とりあえず休職願を提出しました。
その後も帰り道の歩道橋から飛び降りるタイミングを見計らったり、車のブレーキを踏んでいた足を外してみたり、確実に死ぬことばかり考えていました。
午前2時、いつものように自転車での帰り道、歩道橋の上でふと立ち止まりました。
遠くに見える街の灯り、スピードを上げて走る車、今でも生きている自分、そして私の頭に浮かんだのが、心療内科の主治医の先生が言った言葉でした。
「約束して、絶対に死なないって!」という言葉でした。その言葉と共に通院に付き添ってくれた母の顔、友達、いろんな人の顔が浮かんできました。
「約束を破るほど自分は腐っちゃいない!」そう思い直しました。いじめを脱出した時の気持ちにも似ていました。自分はあの時の同級生のように逃げたりはしない、と決めました。
うつとの闘いは始まったばかりで、疾患と向き合い、仕事を辞めて治療に専念しました。
あれから10年経ちました。薬は服薬していますが、だいぶ種類も減りましたし、「今日は顔色いいね」と言ってくれる主治医や看護師がいます。
ご近所の方も「元気そうでよかったわ」と声を掛けてくれます。病気になった時に、全てを家族や友人に話しました。みんな優しく見守ってくれています。
病気になったことは悪いことではなく、私はうつになって良かったと思っています。プライドを捨て、そこから「自分」というものを1から作り始めました。
自分にとって何が一番大事なものかが見えるようになり、同じ体験を持つ人に対して、自分なりのアドバイスも出来るようになりました。今は仕事の傍らピアサポーターとして活動しています。
生きているからこそ出来ることがあり、それは、乗り越えたからこそ出来るものでもありす。生きてこそ、なのです。

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